アスリートが学校で、子どもたちといっしょに学ぶ。特別な授業。
夢先生と子どもたちが遊びと対話を通してコミュニケーションを図っていくなかで、子どもたちが笑顔や元気、自信を取り戻し、自身の力や可能性について気付けるよう導いていくものです。原則として小学校5年生、中学校2年生を対象に、クラス単位で実施します。
岩手県釜石市立白山小学校5・6年生の児童を対象にスポーツ笑顔の教室を実施しました。夢先生を務めたのは元プロサッカー選手の野田恭平さん。授業の冒頭には幼少期の写真からプロサッカー選手として活躍していた時のものを見せながら自己紹介をしました。その後はサッカーを始めてゴールキーパーをやろうと思ったきっかけ、そしてプロサッカー選手になるまでの経験を児童に語りました。
本当の自分は弱虫で泣き虫だという野田さん。Jリーガーになるためには強くて頑張れる人でないといけないと思い、毎朝30分早く起きて走ると自分で決め行動に移したと当時を振り返りました。小学6年生で出たマラソン大会での優勝をきっかけに自信を持った野田さんは「やればできる」という気持ちで少しずつ色んな努力が出来るようになったと語りました。
話の最後には児童に向け「夢があるとなりたい自分に毎日近づける」と伝え「この授業を今日から何か1つ始めるきっかけにして欲しい」と伝えました。