アスリートが学校で、子どもたちといっしょに学ぶ。特別な授業。
夢先生と子どもたちが遊びと対話を通してコミュニケーションを図っていくなかで、子どもたちが笑顔や元気、自信を取り戻し、自身の力や可能性について気付けるよう導いていくものです。原則として小学校5年生、中学校2年生を対象に、クラス単位で実施します。
宮城県石巻市立二俣小学校5年1組の児童を対象に「スポーツ笑顔の教室」オンライン版を実施しました。夢先生を務めたのは元サッカー選手としてなでしこリーグで活躍した法師人美佳さん。授業の冒頭には「みんなが想像するサッカー選手になれそうな人ってどんな人かな?」と児童に問いかけた法師人さん。児童から「足が速くて体が大きい人」という反応が返ってくると「実は私、身長が148cmで足もそんなに速くありません。ではそんな私がなぜサッカー選手になる事ができたのかみんなに話します」と自分の経験を語りました。「なかなか上手くいかない時には親と仲間の温かい言葉に救われた」と語り、言葉の大切さを「言葉の種」と表現して子どもたちに伝えました。身長が低くても足が速くなくても、チームのため、みんなのために自分ができる事を全力で考えて行動に移したと語った法師人さんは、話の最後に「どんな事でも全力でやっていると夢と出会えるし、叶える事ができる。ぜひ皆さんも全力で毎日を過ごして欲しい」と伝えました。