アスリートが学校で、子どもたちといっしょに学ぶ。特別な授業。
夢先生と子どもたちが遊びと対話を通してコミュニケーションを図っていくなかで、子どもたちが笑顔や元気、自信を取り戻し、自身の力や可能性について気付けるよう導いていくものです。原則として小学校5年生、中学校2年生を対象に、クラス単位で実施します。
宮城県利府町立利府小学校5年2組の児童を対象に、「スポーツ笑顔の教室」を実施しました。
夢先生を務めたのは、陸上200mハードルのアジア記録保持者の秋本真吾さん。
「ゲームの時間」では、初めに秋本さんがハードルのデモンストレーションを披露しました。ハードルを越える高さとスピードに児童達は驚きの声を上げていました。その後は秋本さんと児童達が1つのチームとなりゲームにチャレンジしました。うまくいかない時は、皆で意見交換し協力する事でゲームのクリアを目指していきました。
「トークの時間」では、秋本さんがハードルを始めたきっかけや、挫折を乗り越えた話、夢を叶えるまでの話を披露しました。難しいこと、不得意なこともチャレンジして出来るようになれば楽しくなると伝え、やりたいことが変わってもそこで一生懸命本気でやることが大切だと熱く語り掛けました。最後に、「失敗のままで止めたら失敗になる。チャレンジし続けることで失敗が失敗でなくなる。失敗を恐れずにチャレンジしてほしい。」と児童達へメッセージを伝えました。