アスリートが学校で、子どもたちといっしょに学ぶ。特別な授業。
夢先生と子どもたちが遊びと対話を通してコミュニケーションを図っていくなかで、子どもたちが笑顔や元気、自信を取り戻し、自身の力や可能性について気付けるよう導いていくものです。原則として小学校5年生、中学校2年生を対象に、クラス単位で実施します。
宮城県石巻市立鹿妻小学校5年2組の児童を対象に「スポーツ笑顔の教室」を実施しました。
夢先生を務めたのは、元プロサッカー選手の小針清允さん。
「ゲームの時間」では、最初に小針さんがボールのスローイングを披露しました。その後は、小針さんと児童達が1つのチームになりゲームに挑戦。うまくいかない時は、皆で意見交換をしてゲームをクリアしていきました。
「トークの時間」では、小針さんがプロサッカー選手になるという夢を叶えるまでの話を披露しました。7歳でサッカーを始め、9歳で夢を持った小針さん。夢を叶えるために目標を立て、その目標をクリアしていく事で少しずつ夢に近づくことができたし、落ち込んだ時に諦めるのではなく続けることで、夢に向かうことができたという経験を伝えました。最後に「上手くいかない時ほど、ちょっとしたことでも考えて、行動やチャレンジしてみる。成長していく中で“自分を信じる”“勇気を出す”“チャレンジする”ということをしてほしいと思います」と児童達にメッセージを送りました。