アスリートが学校で、子どもたちといっしょに学ぶ。特別な授業。
夢先生と子どもたちが遊びと対話を通してコミュニケーションを図っていくなかで、子どもたちが笑顔や元気、自信を取り戻し、自身の力や可能性について気付けるよう導いていくものです。原則として小学校5年生、中学校2年生を対象に、クラス単位で実施します。
宮城県南三陸町立志津川小学校5年1組の児童を対象に「スポーツ笑顔の教室」を実施しました。
夢先生を務めたのは、リオデジャネイロオリンピックで銅メダルを獲得した経歴を持つ元日本代表アーティスティックスイミングの中村麻衣さん。
「ゲームの時間」では、中村さんと児童が一緒のチームとなってゲームに挑戦。うまくいかない時はみんなで意見交換をして作戦を考え、協力してゲームのクリアを目指しました。
「トークの時間」では、中村さんがアーティスティックスイミングを始めたきっかけやオリンピックでメダルを取るまでの話を披露しました。世界で戦うようになり「もっと強くなりたい」と思い、オリンピックを現地で観戦したことで夢ができたと伝え、一生懸命に取り組んでも結果が出ない時にコーチから掛けてもらった言葉で意識が変わりメダルを獲ることが出来たと話を続けました。まとめの言葉では「“1mmの努力”ちょっとずつ小さい努力を積み重ねることによって、夢を叶えることができた。皆にも小さい努力を積み重ねて、どんどん大きい夢を叶えていってほしいと思います」というメッセージを送りました。